腰、お尻、またはその境目くらいの痛み

腰の痛み
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腰、お尻、またはその境目くらいの痛み

〜腰やお尻の痛みの“かくれた原因”は仙腸関節かもしれません〜

「仙腸関節炎(せんちょうかんせつえん)」

腰やお尻、太ももにかけての痛みや違和感。

そんなとき、原因のひとつとして考えられるのがこの【仙腸関節の不調】です。

個人的見解としては、ほとんどの腰痛に大なり小なり、この仙腸関節は関与してると感じています。また腰痛のみならず、膝痛や首痛にも関わってると考えてます。

この仙腸関節は、骨盤にある関節なので骨盤の動きはもちろん、背骨の土台部分にもあたるので、背骨全体の動きにも大きな影響を及ぼすからです。

仙腸関節ってどこにあるの?

仙腸関節は、背骨の一番下にある「仙骨(せんこつ)」と、骨盤の左右にある「腸骨(ちょうこつ)」をつなぐ関節です。

仙腸関節は1〜3ミリ程度しか動かない関節で、動かそうとして動くような関節ではありません。しかし歩行や体のバランスを保つうえでとても重要な役割をしています。

そのため、ちょっとしたズレや炎症が起きるだけで、痛みや不調を感じることがあるんです。

仙腸関節炎の主な症状

✅ お尻の奥の痛み

✅ 片側の腰の痛み

✅ 長時間同じ姿勢で座るとつらい

✅ 朝起きたときに腰がこわばる

✅ 太ももや足の方まで違和感がある

ときには「椎間板ヘルニア」と間違われることもあるくらい、似たような症状が出る場合もあります。

原因は?誰にでも起こる?

仙腸関節炎は、日常のちょっとした動きや姿勢のクセ、出産後の骨盤のゆるみ、過度なスポーツ、加齢による関節の負担などが引き金になることがあります。また反復する負荷で発症することが多いです。

なので仙腸関節炎は誰にでも起こりえます。特に反り腰、猫背、O脚などの不良姿勢の方は仙腸関節に問題があることが多いです。


加えて、風邪を引いた時に、体の関節が痛んだりしますが、この時に腰やお尻あたりが痛む場合は、軽い仙腸関節炎を伴っていることも多いです。

当院でのアプローチ

接骨院らくらく堂では、仙腸関節の状態をチェックし、

🔸股関節〜骨盤〜腰にかけての筋肉のバランス調整、必要ならば背骨の矯正を行い歪みを正し、仙腸関節にとって負担の少ない状態に整える。

🔸仙腸関節への直接的なアプローチを行ない、本来あるべき位置と可動性へと導く

🔸痛みの原因となっている筋肉をほぐす

を行います。

仙腸関節への直接的なアプローチ

仙腸関節は、非常に動きの少ない関節なので、施術も非常に地味です。客観的にみると、あの先生あのまま固まってるけど、どうしたの?ってぐらい地味です。ですが、1〜3ミリの動きを作るのには、大きな動きではなく、小さな動きの方が適していると個人的に感じています。

最後に

「どこに行っても腰の痛みがよくならない…」とお悩みの方。もしかしたらそれは仙腸関節が、その腰痛の大きな原因になっているかもしれません。

あきらめる前に、ぜひ一度ご相談くださいね!

痛みや不調の裏にある“本当の原因”を一緒に見つけて、ラクラクな毎日を取り戻しましょう!

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この記事を書いた人

西尾 拓真のアバター 西尾 拓真 らくらく堂接骨院 院長

・治療家歴14年以上、柔道整復師の国家資格者
・北名古屋市生まれ、2児のパパ
・業界の名門、米田柔整専門学校を卒業
・名古屋と一宮の接骨院で修行を積む
・2013年、先代の跡を継ぎ院長就任
・スポーツ活法トレーナー資格を取得
・SCJMベーシック、アドバンスコース受講
・業界で著名な50肩専門院にて半年間の技術指導を受ける
・重心軸を整える整体法「body core理論」を修学

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