Training
痛みがある程度とれてきたら、次は痛みの再発の予防や運動機能の向上の為に、病を予防するためのトレーニングコースをオススメしています。
筋肉は何もしなければ、20歳〜30歳をピークに、それ以降は1年で1%落ちると言われてます。
若々しく健康でパワフルな人生を過ごすためには、適度に体を動かし筋力の低下を抑えることはとても重要な事です。
当院で提供しているトレーニングコースの目的は、ダイエットやマッチョでカッコイイ体になりたい!という内容ではなく、良い姿勢のとり方や日常生活で体を正しく使うためのトレーニングです。
私は健康でパワフルな生活を送るために必要な運動器は、先天的な問題がある場合を除いて、ほとんどの人の体に備わっていると信じています。 しかし成長して歳を重ねていく過程で、運動器を壊してしまう、いくつかの悪い癖を手にしてしまうのです。 その悪い癖を修正し、もともと備わっているであろう、あなたの身体の能力を引き出したい! そして健康で楽々でパワフルな人生を満喫してほしい!という想いでこのコースに取り組んでいます。姿勢や体の使い方が悪いと、首、腰、膝などの関節に偏った負担がかかり、その負担が蓄積されると、やがて骨の変形(変形性関節症)、骨にできる棘の形成(骨棘)などにつながり、痛みや痺れとなります。
骨の変形や骨棘は、関節の中で特に負担かかっている箇所に防御反応としておこるからです。(ウォルフの法則)https://www.ooc.or.jp/blog/meigen/2153/
良い姿勢と正しい体の使い方をしていれば、体にかかる負担が関節に均等にかかるため、関節への偏った負担がなく、関節の変形を予防することができます。 筋肉も同じです。 成長する過程で誤った身体の使い方を覚えた事により、頑張りすぎている筋肉とサボっている筋肉があるのです。 当然、頑張りすぎの筋肉は過労により痛くなります。 サボっている筋肉は、どんどんどんどん弱くなり、ますます頑張りすぎの筋肉に負担がのしかかるのです。 姿勢も大切です。 例えば代表的な不良姿勢である猫背。この姿勢は運動器の機能を低下させます。 試してみてください。バンザイをしてみましょう。 背中を丸めた猫背の状態と背中を真っすぐに正した姿勢。どちらが腕が上がっていますか? ほとんどの方は背中が真っすぐな姿勢の方が上がっているはずです。 猫背姿勢で生活していると、肩に負担がかかりやすく、50肩などになってしまうのはそのためです。 その他、肺や内臓を圧迫するため呼吸機能の低下、消化機能の低下なども引き起こします。 その結果、自然治癒力の低下を引き起こし、様々な病を発症してしまう危険にさらされてしまうのです。私自身、複合高周波に出会わなければ体幹を使うという事を知識として知っていても、自身での体感はしていなかったのではないかとまで思っています。