肩痛・50肩の予防②

おはようございます。

北名古屋市の徳重・名古屋芸大駅から徒歩7分

首、肩、腰、膝などの関節痛治療から、疲れを癒すリラクゼーションまでを行う

接骨院らくらく堂・ほぐし処りらく堂です。

目次

今回の肩(上半身)の使い方は重たい物を持つときに行って欲しい実際の使い方です。

荷物などはもちろん、赤ちゃんや介護なんかにも使っていただける方法です。

簡単に説明すると、肩甲骨を外転(外に広げる)させ背中を丸めるようにして張った状態で持つと小さい力で大きなパワーを生み出すことができます。

肩甲骨の外転に関してはこちらをお読みください。

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仕事や家庭で重いものを持たなければならない状況はよくあると思います。

それが原因で肩こりや腰痛を引き起こしてしまった方、その痛みが慢性化してしまった方、今は痛みはひいているがいつ再発するかと不安な方、今現在肩痛や50肩で悩んでいるが物を持ち上げることが多い方。

そんな方々にオススメしたいテクニックです。

(肩)上半身の上手な使い方

①手の甲を自分の方に向け、樽を抱きかかえる感じで腕を大きく回し、背中をピーンと張ります。

手の甲を自分の方に向け、樽を抱きかかえる感じで腕を大きく回し、背中をピーンと張る
自分から手の甲がみえるように。手のひらは外に。

背中に張りがあると、背中の力を腕に伝えることができるので、効率的なパワーを生み出すことができます。

②背中の張りはそのままで、手首から先だけをクルッと自分の方に返します。

③そのまま持ち上げましょう。

これが基本動作です。

皆様できたでしょうか?

この肩甲骨の位置をしっかり記憶してください。

この肩甲骨が開いた状態で重いものを持ち上げたりするわけです。

試しに何か重いものを持ち上げていただくとわかると思いますが、楽に持ち上げれている気がしませんか?

よくわからないという方は、既にこの身体動作を身につけていた、もしくは練習する必要がある方です。

練習が必要とお思いの方は、3日ほど試してみてください。

すくに実感できると思います!

あとはこれを日常生活の中に落とし込んでいけばオッケーです。

そうすれば少ない負担で済むので、肩痛や50肩から遠のく事ができます。

実際にやってみます

では、クーラーボックスを例にやってみましょー!

脚を大きく開き、つま先を外に向けます。

そのまま、股関節、膝関節を曲げて上体をクーラーボックスに近づけます。

手の甲をこちらに向けてクーラーボックスに腕を回します。

肩甲骨を大きく外側に広げます。背中は自然と丸まります。

クーラーボックスに腕を回す
手のひらは外に。 肩甲骨を大きく開く。

手首から指先のみを動かして、手のひらを自分の方に向けてからクーラーボックスを抱きかかえます。

肩甲骨の位置は変えないでください。

クーラーボックスを抱き抱える
肩甲骨、上腕、肘はそのままで手首のみで返す。 手のひらを自分の方に返す。手の甲は外に。

膝、股関節を伸ばすように使って持ち上げます。この時、腰で持ち上げようとすると腰を痛めるので気をつけてください。

クーラーボックスを持ち上げる
股関節、膝の伸びる力を使って持ち上げる。お腹にはグッと腹圧をあげるとなお良し。

いかがですか?

ちゃんと背中を張った状態で持ち上げる事ができましたか?

このテクニックはあらゆる場面で使えるので是非覚えておいてくださいね。

このブログはこちらの本を参考に作成しました。

身体の使い方をかえればこんなにも疲れない

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この記事を書いた人

西尾 拓真のアバター 西尾 拓真 らくらく堂接骨院 院長

・治療家歴14年以上、柔道整復師の国家資格者
・北名古屋市生まれ、2児のパパ
・業界の名門、米田柔整専門学校を卒業
・名古屋と一宮の接骨院で修行を積む
・2013年、先代の跡を継ぎ院長就任
・スポーツ活法トレーナー資格を取得
・SCJMベーシック、アドバンスコース受講
・業界で著名な50肩専門院にて半年間の技術指導を受ける
・重心軸を整える整体法「body core理論」を修学

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