足の外くるぶしの少し後ろの痛み
スポーツや立ち仕事をがんばっている人の中には、
「外くるぶしの少し後ろがズキズキ痛い…」「歩くと痛みが増す…」
そんなお悩みを抱えている方も多いんじゃないでしょうか?
もしかするとそれは、【腓骨筋炎】かもしれません⚡
腓骨筋炎について、解説します✨
腓骨筋ってどこ?
「腓骨筋」とは、足の外側を走っている筋肉のこと。
主に
✅ 長腓骨筋(ちょうひこつきん)
✅ 短腓骨筋(たんひこつきん)
の2つがあります。
これらは
👣 足首を外側に動かしたり
👣 足の裏を地面につける動作(底屈)をサポートする
とっても大事な筋肉なんです。
腓骨筋炎って何が原因で起こるの?
腓骨筋が
💥 繰り返しの負担
💥 急激な負荷
でオーバーユース(使いすぎ)になり、
腱や筋肉が炎症を起こして痛む状態が腓骨筋炎です。
簡単に言うと、
「足首の外側の筋肉が疲れすぎて悲鳴をあげている💦」
そんな状態です。
どんな人がなりやすいの?
✅ ランニングやジャンプをよくする人
✅ サッカー、バスケ、など方向転換が多いスポーツ
✅ 硬い地面を走る人
✅ 扁平足や足首が不安定な人
✅ 長時間立ちっぱなしの仕事
✅O脚の人
主な症状
✅ 足首の外側(くるぶしの後ろ〜下あたり)が痛い
✅ 動くとズキズキ痛む
✅ 押すと痛む
✅ ひどいと腫れたり熱を持つ
最初は「ちょっと違和感かな?」くらいでも、放っておくと痛みが強くなることが多いです😢
~セルフケア~
✓まずは安静に!
痛いのに無理して運動を続けると悪化します。
✓アイシング
1回15~20分、1日数回冷やしましょう。
特に運動の後やお仕事の後など、負担がかかった後にオススメ!
✓ストレッチ
ふくらはぎや足首を優しくストレッチ。
✓テーピング・サポーター
足首の安定をサポートし、腓骨筋の負担を軽減します。
✓靴・インソールを見直す
・クッション性のあるシューズ。
・アーチサポートで腓骨筋への負担を軽減。
※当院で販売しているサポーターとインソールはこちら
足のアーチをサポートして、腓骨筋への負担を和らげます。
当院でのアプローチ例
- ハイボルテージやマイクロカレントなどの電気療法を行い除痛、組織回復促進。
- 症状に関連している部位へのマッサージやストレッチなどの手技療法を行い除痛、組織回復促進、関節可動域の改善。
- 弱化した筋肉のトレーニング
- 歩き方や立ち方の指導を行い、日々の生活の負担を軽減。
注意点
腓骨筋炎を放っておくと、腱にダメージが蓄積して
☑️ 腓骨筋腱障害(腱鞘炎・部分断裂)
☑️ 慢性足関節不安定症
に進むリスクもあります。
「痛いけどそのうち治るでしょ」は危険⚡
なんでも早めの対処が良しっ!です。
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