頭痛の特徴
首肩こりが原因となる後頭部の頭痛はデスクワークや長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方によく起こります。
首肩の筋肉のコリが後頭頭に波及していくためです。
3種類の頭痛とは?
頭痛は大きく分けて3つに分類されます。
1. 緊張性頭痛
いわゆる一般的な頭痛で、頭痛の70%から90%を占めているといわれています。
首肩のコリが頭に波及していくことにより起こる頭痛です。
デスクワークで頭が前かがみになると肩から後頭部にかけてついている僧帽筋や背骨や頭を支える脊柱起立筋が働きます。その状態が長く続くと筋肉が固くなり、筋肉の付着部分である後頭部に炎症がおこり頭痛へとなります。
後頭部の痛みが側頭部に放散することもあり、緊張性頭痛を偏頭痛と認識してしまっている方もみえます。
デスクワークなどによる筋肉の疲労のほか、精神的なストレス、うつなども原因となりえます。
2. 偏頭痛
女性に多い、血管性の頭痛です。
血管の周りには神経が巻き付いていて、その血管がなんらかの理由で拡張します。
そうなると血管に巻き付いている神経が引き伸ばされてしまい、その結果頭痛となります。
緊張性頭痛と違い、血行を良くするとかえって症状が悪化してしまうのが特徴です。
予防として頭痛が起こる前にコーヒーなどのカフェインをとるとカフェインのもつ血管収縮作用が働いて頭痛を予防することもできます。
逆にお酒を飲んだ時やリラックスした時など血管が拡張するときには偏頭痛が起こりやすいです。
3.脳腫瘍や脳梗塞などの重症疾患の前兆
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頭痛の当院での治療
当院で治療できるのは首肩こりからくる緊張性頭痛です。
まずは首肩周りの筋肉のバランスを整えることから始めます。
そしてほぐし療法で首肩のコリを緩めていきます。
必要があれば骨格の歪みをとるために骨格の矯正を行ったり、頭蓋骨への施術を行ったりします。
またコリは運動不足や首や肩の筋力低下も関与してくるため、首肩のトレーニングを行うこともあります。
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