痺れと脳卒中

おはようございます。

北名古屋市の徳重・名古屋芸大駅から徒歩7分

首、肩、腰、膝などの関節痛治療から、疲れを癒すリラクゼーションまでを行う

接骨院らくらく堂・ほぐし処りらく堂です。

今日は実際にあった、とても怖い症例をご紹介します。

その方は、たまに調子が悪くなるとみえる患者様なのですが、その日は舌が痺れるという事でした。

整形外科では、CTをとったが、特に異常がないとのことで、当院にみえました。

手や脚が痺れるというのは、よくあるのですが、舌が痺れるのは明らかに、

嫌な予感がし、脳卒中を疑いました。

しかし、ろれつは回っているし、手足も動く、意識もはっきりしている、舌が痺れる以外はなんの症状もありませんでした。

しかしとても接骨院で扱う症状とは思えないので、前回とは違う、大きな病院で診てもらうようにお伝えしました。

後日、息子さんからお聞きしたら、やはり脳梗塞の初期症状だったようです。

1軒目の病院では、見逃されていた病が2軒目でみつかったようです。

今では、リハビリの甲斐あって、日常生活では支障のでないくらいまで回復したようです。

ここで脳卒中の初期症状を書いておきます。

急にはじまるのが特徴で

  • ・頭痛
  • ・吐き気や嘔吐
  • ・手足がしびれたり、感覚がなくなったり、動かなくなったりする
  • ・目の見え方の異常(片目の視野が見えなくなる)
  • ・舌がもつれる、痺れる
  • ・意識がもうろうとする
  • ・まっすぐ歩けなくなる

などです。

軽い場合は、一過性の事もあり、数分すると回復するので、気のせい、疲れのせい、と思う方もみえるようですが、それは大きな間違いです。

本格的な脳梗塞発作が控えている可能性があります。
(約30%の方が本格的な発作の前に、一過性の脳卒中の発作を経験しているようです)

疑わしい症状があったら、即、神経内科や脳外科のある病院で検査を受けてください。

明日ではありません。

即です。

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この記事を書いた人

西尾 拓真のアバター 西尾 拓真 らくらく堂接骨院 院長

・治療家歴14年以上、柔道整復師の国家資格者
・北名古屋市生まれ、2児のパパ
・業界の名門、米田柔整専門学校を卒業
・名古屋と一宮の接骨院で修行を積む
・2013年、先代の跡を継ぎ院長就任
・スポーツ活法トレーナー資格を取得
・SCJMベーシック、アドバンスコース受講
・業界で著名な50肩専門院にて半年間の技術指導を受ける
・重心軸を整える整体法「body core理論」を修学

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